マンチェスター・Cに所属するアルゼンチン代表FWセルヒオ・アグエロが、バルセロナに所属する同FWリオネル・メッシから代表チームの背番号「10」を託されたことを明かした。マンチェスター・Cの公式HPがアグエロのコメントを伝えている。
9月22日に発表された同代表メンバーに名を連ねたメッシは、4日後の9月26日に行われたリーガ・エスパニョーラ第6節のラス・パルマス戦で左ひざを負傷。クラブ公式HP上で、7~8週間の戦線離脱が発表されていた。
過去にもアルゼンチン代表の「10番」を着けたことがあるアグエロは、「(メッシが負傷離脱していた2013年11月の)ボスニア・ヘルツェゴヴィナとの親善試合で初めて10番を着たんだけど、その時にレオ(メッシの愛称)がメッセージをくれたんだ。『僕がいない時は、クン(アグエロの愛称)が背負うべきだ。着るだろう?ビビってないよね?』ってね」と、親友メッシとのエピソードを公表。一方で、「袖を通すことはとても嬉しいけれど、あくまで彼の番号なんだ」と謙虚に語った。
8日に行われるロシア・ワールドカップ南米予選で、アルゼンチン代表はエクアドル代表と対戦し、13日には同予選でパラグアイ代表と対戦する。絶対的エース不在で迎える予選初戦を前に、アグエロが意気込みを口にしている。
「いつだって代表戦はレオと一緒だったから少し違和感はあるけれど、フットボールでは起こることなんだ。メッシはメッシだ。誰も代わりを務めることはできない。でも、僕らは素晴らしいチームだから、大崩れはしないだろう。勝利を収めて勝ち点3を獲得することが大切だ。ホームでの試合は久しぶりだし、いいところを見せて自信を勝ち取りたいね」