秋の夜長にちょっと言語の起源に想いを馳せてみるのもいいかもしれません。
いったい人間は何もないところからどうやって言葉を生みだしていったのか? 言語は土から掘り起こしたりできないからこそ、専門家の間でもいろいろな説があります。そんな言語の起源をかわいいイラストと一緒に紹介してくれてるのが、Arika OkrentさんとSean O’Neillさんによるこちらの動画。チンパンジーのイラストがとくに愛らしいです。
たとえば、音をマネることから言語がはじまったとする「bowwow theory(ワンワン説)」、痛みや驚きなどの感情をあらわすことから言葉が生まれたとする「pooh-pooh theory(プープー説)」。ほかにも「Yo he ho theory(エイヤコーラ説)」は、作業や動作のかけ声を起源としていたり。なかなか興味深いです。なにより説の名前がものすごくキャッチーですよね。
動画の最後には、「人間は言葉を使うようになると、すぐに10代の言葉づかいに文句をつけだした」という「Tsk Tsk theory(tskは舌打ちのこと)」も紹介してくれました。Arikaさんが勝手に思いついてこう呼んでいるそうですが、あながち間違ってないんじゃないかと思えてきます。
Casey Chan - Gizmodo US [原文]
(Haruka Mukai)