クルクル動いて、ちょっとかわいい。
音には圧力があり、ときには物理的にモノを動かすこともあります。紙の上の砂粒が音の力で動くさまなどは、まれに見ることがありますよね。
こちらは、音の変化によって水滴がどのように動くのかを撮影した動画。水滴は、音を出す装置と跳ね返す装置に囲まれた状態で常に振動が伝わるため、空中に浮いた状態となっています。
実験で使われているのは、2から8までの倍音。音が流れると、倍音の数と水滴の角の数が呼応して変化しているのがわかります。8までいくとすでに円に近くわかりづらいですが、確かに八角形になっていますよね。
そのまま数を上げていくと、最終的には耐え切れなくなり、水滴はバラバラに散ってしまいました。
それにしても、倍音の数と水滴の形に関係があるとは、自然とは摩訶不思議なものです。
source: Shape oscillation of a levitated drop in an acoustic field
Esther Inglis-Arkell - Gizmodo US[原文]
(渡邊徹則)