「GAMERA」NYコミコンでCG映像公開 KADOKAWAが新プロジェクト企画予定 | ニコニコニュース

  
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全米有数の規模を誇るポップカルチャーの巨大ニューヨークコミコン2015(New York Comic Con2015)で、日本が誇る特撮のアイコンが新たな姿を見せた。10月8日13時(現地時間)から“「ガメラ」生誕50周年記念”を記念したパネルが開催され、記念に制作された新映像『GAMERA』が披露された。

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この映像は鬼才として知られる石井克人が監督したものだ。東京を襲うギャオスたち、高橋琉晟が演じる少年マナブは、宮藤官九郎が演じる父親をギャオスに食べられてしまうというショッキングな映像となっている。

映像はCGで制作されているのが注目される。これまでの「ガメラ」シリーズはミニュチュア特撮での映像が多かったが、ここでは最新のCG映像技術が長年親しまれてきた怪獣の迫力を再現する。


映像公開にあたっては、KADOKAWAの代表取締役専務の井上伸一郎氏と今回の企画・プロデューサーの菊池剛氏がニューヨークに赴き、直線ファンに映像を紹介した。映像はNYコミコンでの発表直後から、「ガメラ生誕50周年」ウェブサイトにて、ショートバージョンを公開している。さらに10月22日にスタートする第28回東京国際映画祭では、日本映画クラシックス部門の旧作「ガメラ」シリーズ4作品上映にて、この映像を日本初上映する予定だ。

今回は記念映像としているが、これだけの映像が登場すれば、やはりファンが気になるのは新たなガメラ作品の登場である。詳細は明らかにされていないが、KADOKAWAは今後『GAMERA』新プロジェクトを企画予定としている。どこかの時点でサプライズな発表も飛び出すかもしれない。


『GAMERA』新プロジェクトは、内容が決定次第、告知するとのことだ。発表までじっくりと待ちたい。

今回発表が行われたNYコミコンは、映画やテレビドラマ、コミック、マンガ、アニメ、ゲームまで、米国のポップカルチャーの最新作とクリエイター、スタッフ、スターたちが集まる巨大イベントだ。ニューヨークの巨大施設ジャビット・センターを会場にするNYコミコンは、サンディエゴ・コミコンと並ぶ二大イベントとして知られている。

『GAMERA』


(C)GAMERA/KADOKAWA【ほかの画像を見る】