「ゴジラ」と双璧を成す、日本を代表する怪獣特撮「ガメラ」の新映像「GAMERA」が現地時間8日、アメリカ・ニューヨークで開催中のポップカルチャーの祭典ニューヨーク・コミコンで披露された。
「ガメラ」の生誕50周年を記念して、KADOKAWAが制作。映画『スマグラー おまえの未来を運べ』『鮫肌男と桃尻女』などを手掛け、クエンティン・タランティーノ監督作『キル・ビル』アニメーションパートのキャラクターデザインも担当した石井克人が監督を務めた。
CGを駆使して制作された映像では、東京にシリーズファンおなじみの怪獣ギャオスが来襲。街はパニックに包まれ、人々が逃げ惑う中、少年・マナフ(高橋琉晟)が、父親(宮藤官九郎)をギャオスに食われてしまうことに。ひとり生き残ったマナフの運命が、ガメラの勇姿と共に描かれる。
映像は、この日オープンした「ガメラ生誕50周年」公式サイトにて、ショートバージョンを公開予定。その後、旧作「ガメラ」シリーズ4作品が上映される、第28回東京国際映画祭(10月22日~31日)の日本映画クラシックス部門で日本初上映される予定だ。 チケットは10月10日より発売予定。KADOKAWAでは「GAMERA」の新プロジェクトも予定しているといい、今後の展開に期待したい。(編集部・入倉功一)