えっ、えっ…。どういうこと?
と、iPhone 6s Plusユーザーとして軽くうろたえてしまいました。先日発売された、iPhone 6sとiPhone 6s Plusの「A9」チップには台湾のTSMC製16nmプロセスで製造されたものと、韓国のSamsung製14nmプロセスで製造された2種類が存在する。ということが発見されています。
この2種類のチップ、どちらも「A9」ですが、どうやら若干性能が違うようなのです。Redditでは「Geekbench 3」でのバッテリーベンチマークの結果が投稿されており、TSMC製のA9の方がSamsung製のA9よりも長くバッテリー駆動した、という結果が残されています。
写真左がTSMC製、右がSamsung製、その差は1時間45分。コーラ瓶のマークで味が違う!とかいうレベルではないようですね。また、cnBetaに投稿されていた「AnTuTu Benchmark」を用いた検証によると、TSMC製の方が若干性能が上で、発熱も少ないとのこと。ただし、こちらは誤差範囲といえるでしょう。
もちろん、ベンチマークと実際の使用シーンは異なるため、この比較結果だけで優劣を判断することはできません。それでも自分のA9がどちら製か気になるなら、こちらのアプリ(Lirum Device Info Lite)でチェックできます。
モデル番号を確認して、N66mAPまたはN71mAPがTSMC製。N66APとN71APはSamsung製であるとのこと。
あくまでもベンチマークの結果。一概にアタリ・ハズレというわけでは……ないと思いたいところです。
source: Gizmodo US,cnBeta,Reddit via MacRumors
(小暮ひさのり)