米ヒューレット・パッカード(HP)は7日(現地時間)、新型2-in-1タブレットPC「Spetre x2」を発表しました。
本体搭載のキックスタンドは最大150度までの角度調整が可能
昨日には米マイクロソフトから2-in-1タブレットPCの最新モデル「Surface Pro 4」が発表されたばかりですが、今回HPから同様のコンセプトを採用するSpectre x2が発表されました。
以下は、Spectre x2の主なスペックと特徴。
OS | Windows 10 |
ディスプレイ | 12インチ フルHD+(1920×1280)タッチスクリーン |
CPU | Intel 第6世代(Skylake) Core m3 / m5 / m7プロセッサ |
RAM | 4 / 8GB |
ストレージ | 128 / 256 / 512GB SSD |
メインカメラ | 約800万画素 HP Truvision HDカメラ Intel Realsense R200 |
フロントカメラ | 約500万画素 HP Truvision FHDカメラ |
バッテリー | 42Wh(最大10時間) |
ネットワーク | 4G LTE |
ワイヤレス | Wi-Fi Bluetooth |
その他 | USB Type-Cポート × 2 ステレオスピーカー × 2(Bung & Olufsen) |
本体の厚み | 8.0mm |
本体重量 | タブレットのみ:1.85ポンド(約839g) キーボード含む:2.69ポンド(約1220g) |
Surfaceシリーズと同様、ディスプレイに画面アスペクト比3:2のパネルを搭載し、タブレットと専用キーボードの分離が可能な構造を採用。さらに、タブレットとキーボードそれぞれにBung&Olufsen監修のステレオスピーカーが設けられており、計4つのスピーカーから放たれる豊かな音を楽しむことができます。
また、CPUには省電力性能に優れる米インテル最新の「Core M」プロセッサを採用したことにより最大10時間のバッテリーライフを実現するほか、背面部には約800万画素のカメラに加えインテル製の3Dカメラを搭載しているとのことです。
そのほか、キーボードには大型のトラックパッドが設けられていることや、タブレットとの着脱にはマグネット式の接続方式が採用されていることに加え、同社製のスタイラスペン「HP Active Pen」にも対応することも明らかにされました。
なお今回、米国市場において11月8日より799.99ドル(約9万6000円)で販売されることも発表されましたが、他市場での発売予定などについては言及されていません。
既に国内を含む多くの市場では「Surface Pro」および「Surface」シリーズが高い人気を獲得していますが、はたしてSpectre x2はその低価格さと特徴的な仕様を武器にどこまで健闘できるのでしょうか。