UEFA(欧州サッカー連盟)は8日に声明を発表し、ミシェル・プラティニ会長に対しFIFA(国際サッカー連盟)倫理委員会から言い渡された90日間の職務停止処分に従わない方針であることを明かした。イギリスメディア『スカイスポーツ』が伝えている。
プラティニ会長は、FIFAの会長を務めるゼップ・ブラッター氏から200万スイスフラン(約2億5000万円)の賄賂を受け取った疑いで職務停止処分を受けていた。期間中は、あらゆるサッカー関連の活動が禁止されるが、UEFAはこの勧告を無視。プラティニ氏は今後も会長職を続けていくという。
なお、FIFA倫理委員会はブラッター氏に対しても90日間の職務停止処分を科すと発表している。