エンジン音が無くったってかっこいい!
今週の10月10日土曜日まで開催中のCEATEC JAPAN 2015。先日は話題になっていたスマートウォッチ「wena」やロボット型スマホ「RoBoHoN」を紹介しましたが、まだまだ目を引く展示があったのでご紹介します!
とってもかっこいいF1のレーシングカーかと思いきや、実はこれ「エンジン音がないF1」として注目を集めている、電気自動車(EV)のレース、フォーミュラEのテストカーだそう。
2014年からはじまったフォーミュラEは、騒音や大気汚染の原因となるCO2を排出しないことを活かし、世界各地の市街地でレースが行なわれています。第2回目となる2015年シーズンは今月24日、北京から始まります。
こちらは去年のレースの様子ですが、マシンの順位や速度だけでなく、バッテリー残量がリアルタイムで表示されているのがユニークです。また、フォーミュラEにはSNS上でもっとも支持されたドライバーのみが使える「ファン・ブースト」というシステムがあり、これを使うとマシンは一時的に急加速することができます。大会12日前から1日1回、最大5投票行なえるそうなので、今年は10月12日からですね。
そして今回CEATECにて、このフォーミュラカーの展示を行なっているのは、コネクタやセンサなどの電子部品の設計・開発をしているTE Connectivity。アンドレッティチームのスポンサー及び公式技術サポーターとして部品提供を行ない、電気自動車のパフォーマンスに貢献しているそうです。
リアビュー
コックピット内。意外にもハンドルにボタンが少ないです。
ドライバーはキティちゃんでした。
残念ながら現在、フォーミュラEの日本での開催はありませんが、将来日本でも行なわれてこのオレンジのマシンの活躍姿が見れると嬉しいですね。
source: CEATEC 2015、TE Connectivity、Formula E
(kazoomii)