<注目ドラマ紹介>「エンジェル・ハート」上川隆也主演で実写化 シティーハンターと新相棒の活躍描く  | ニコニコニュース

11日スタートの連ドラ「エンジェル・ハート」のワンシーン=日本テレビ提供
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 「シティーハンター」などで知られる北条司さんの人気マンガを上川隆也さん主演で実写化した連続ドラマ「エンジェル・ハート」(日本テレビ系)が11日、スタートする。難事件解決を闇で請け負い悪党をこらしめる主人公のシティハンターの冴羽りょうと、台湾の秘密結社の暗殺者の香瑩(シャンイン)や、その周囲の人間たちの姿をハードボイルドな仕掛けやサスペンス要素に加え、人間愛や家族愛なども盛り込んで描く。

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 「エンジェル・ハート」は、1985〜91年に「週刊少年ジャンプ」(集英社)に掲載された北条さんの人気マンガ「シティーハンター」の世界観を基に新たなパラレルワールドとして描いたマンガで、2001年に「週刊コミックバンチ」(新潮社)に連載。現在はセカンドシーズンが「月刊コミックゼノン」(徳間書店)に連載中。「シティーハンター」は、80年代後半にヒットし、テレビアニメ化もされたほか、俳優のジャッキー・チェンさん主演で実写映画化され、韓国でも実写ドラマ化された。 

 今回のドラマは、一見、お調子者だが、実はすご腕のスイーパー(始末屋)のりょう(上川さん)は相棒の槇村香(相武紗季さん)に支えられ、街の悪者をこらしめてきた。ある日、りょうは香を不慮の事故で亡くす。しかし、脳死状態の香から心臓を移植された台湾の秘密結社の暗殺者の香瑩(三吉彩花さん)がりょうの前に現れ、新たなパートナーとしてコンビを組む……という展開。三浦翔平さんが劉信宏(リュウ・シンホン)役、ブラザートムさんが海坊主ことファルコン役、高島礼子さんが野上冴子役、竜雷太さんが李堅強役、ミッキー・カーチスさんがドク役で出演する。

 第1話は、シティハンターのりょうには、婚約者でもある香というパートナーがいた。ある日、香が事故に巻き込まれ命を落とし、香の脳死判定後に心臓が何者かに盗まれてしまう。それから1年後、香の心臓を探し続けていたりょうは、胸に大きな傷を持った秘密結社の暗殺者の香瑩と出会う……というストーリー。主題歌は西内まりやさんの「Save me」。ドラマは11日から毎週日曜午後10時半に放送。初回は午後10時からの30分拡大版。