少し景気が回復してきたとはいえ、昨今の就職難でニートと呼ばれる人は依然多い傾向にあります。また、定職に就かず非正規雇用のフリーターとして働き、夢を追いかける男性も見受けられます。少し前には「ニートだけど結婚したい男性」が婚活を繰り広げるドラマが流行りました。
では、このようにニート・フリーターと呼ばれる男性が結婚したいと思うのはどのような心理からなのでしょうか。今回彼らにインタビューをしてみました。
「今世では働くことは諦めた。専業主夫になって奥さんをサポートしたい。」(22歳/ニート)
「ずっと家にいたので料理や洗濯、掃除などの家事全般は得意です。子どもも好きだし、専業主夫の方が自分に合っている気がする。」(24歳/ニート)
現代社会では働く女性が増えています。男性が専業主夫として家に入ることも今の時代アリかもしれませんね。
「定職にもつかず、彼女もいなくてもうこの歳。結婚して親を安心させてあげたい。」(32歳/フリーター)
「今まで親孝行なんて何一つ出来なかったけれど、バリバリ働く女性と結婚できたら両親は一番喜んでくれるはず。」(27歳/ニート)
うーん…。ニートになった理由は分からないので何とも言えませんが、自分が働いた方が両親は喜んでくれるような気がします。
しかし、親を安心させたいという気持ちはニートやフリーターの人も同じなようです。
「子どもが欲しい。そのためにはまず結婚しないといけない。」(26歳/ニート)
「今バイト先の子と付き合っているのですが、すごく良い子なのでその子と結婚して子どもが欲しいなと思っています。まぁ自分がしっかりして定職に就かないと将来が見えないんですけどね…。」(28歳/フリーター)
やはり結婚して子どもが欲しい、という男性は多い傾向にあるようです。周りが結婚して子どもが出来てくるとその思いはより一層強くなります。
お金が無いと奥さんと子どもは養っていけないと分かっていても、周りに触発されると結婚願望が高まってしまうんだとか。
「彼女と結婚することになったらバンドの夢を諦めて就活しようと思っている。」(22歳/フリーター)
「前の会社を辞めて二年。俺は守るものが出来たら働けると思っている。だから結婚して働く気力を取り戻したい。」(27歳/ニート)
これもちょっと難しい問題ですね。彼女としては夢を追いかけていてもらいたいという気持ちもありますが、それだけでは生活していけないですし…。女性からすると働いていないと守るものも守れないよって感じかもしれませんね。
いかがでしたか?もし好きな人や彼氏がニートやフリーターだった場合、自分が養っていく覚悟があるのか彼を変えていくのかで今後が大きく変わって来ると思います。
また、ニートやフリーターと言っても一概に一括りには出来ません。どうして定職に就かないのか、彼の性格を見極めた上で今後について考えていく必要があるでしょう。
(和/ライター)