グーグルが親会社としてAlphabetを創設からもう数カ月になりますね。
Alphabet体制になった成果はまだ私たちを驚かすところまできていませんが、会長であるエリック・シュミット氏によると、Alphabetはこれからどんどんと規模も重要度も大きくなるようです。最近カリフォルニアで開かれたヴァーチュアス・サークル・カンファレンスでのシュミット氏の発言をRe/codeがレポートしています。
ある朝起きたらAlphabetの会長になってたんだ。私たちも実際にAlphabetがどの会社になるか(どの会社を管轄するか)についてはわからないまま発表したんだ。なのでまだ詳細について決めていっているところだよ。
グーグルの役割が検索、広告、地図などスリムになり、アンチ・エイジングを研究するCalico、自動運転車などを研究するGoogle Xといった未来型プロジェクトは親会社Alphabetの下で運営されていくことが発表されています。
グーグルの下で行なわれていたプロジェクトは非常にたくさんあるので、そのうちのどれがAlphabetが直接管轄する会社となるのか、まだ決めている最中だということですね。
Alphabetの管轄となった会社や、新しく提案されている組織のCEOとミーティングをずっとしてきてるんだ。(Alphabeの下に直接含まれる会社が)これからどんどん増えていくよ。
Alphabetによって運営される新しい会社がどんどん増えていくようです。会社名については次のような、冗談かどうか分からない発言をしています。
(AからZまでのアルファベットの数)26個を過ぎたら(eやπといった)超越数を使っていくつもりだよ。冗談だと思ってるでしょ?
会社名がどうなっていくのかは謎ですが、Alphabetが世に出していく未来型プロジェクトに期待が高まりますね。
source: Re/code
Jamie Condliffe - Gizmodo US[原文]
(塚本 紺)