ファーウェイ・ジャパンは16日、日本でも「Huawei Watch」の販売を開始しました。早速入手致しましたので、まずはファーストインプレッションをお伝えしたいと思います
箱の中身も箱でした
筆者が購入したのは、Huawei Watchのブラックモデルでバンドはチェーンメタルのものになります。価格は6万2424円(税込)と少々お高め。これまでスマートウォッチの類に全く反応を示さなかった筆者の触手が初めて反応したのがこのHuawei Watchでした。これまでのスマートウォッチは普段身に付けるものでありながら、そのデザインはメカニックでアクセサリー性に欠けているように感じるものが多く、高価なこともあってなかなか手を出せずにいました。しかし今年発表されたスマートウォッチはデザイン性を重視したものが多く、ついに筆者の触手が反応。その中でもより従来の腕時計に近く実物を見てみたいと思ったのがこのHuawei Watchでした。その他のスマートウォッチを含め、簡単にまとめた記事がありますので気になる方は過去記事をご覧下さい。
Huawei Watchは専用ケースに入れられており、ファーウェイがこだわったという従来の腕時計らしさが演出されていました。
専用ケースは2段重ねになっており、下段にはマグネット式の充電コネクタと電源アダプタ、日本語の取扱説明書と注意事項、保証書2枚が同梱されています。同梱物は画像にあるものがすべてです。
開封してみて気になったのは端末の厚みでした。約1cmとその厚さは想定の範囲内でしたが、もう少し薄い方が長袖の季節にはありがたいところです。
Huawei WatchはOSにAndroid Wearを搭載しており、スマートフォンとBluetoothでペアリングして使用します。本体の電源を入れるとすぐにスマートフォンとのペアリングを案内する画面が表示されるので、スマートフォンにAndroid Wearアプリをインストールして、あとは案内に従って操作していけばOKでした。筆者はAndroid端末(Nexus 5)も持っていますが、iOS 8.2以上を搭載した端末でもペアリングが可能とのことでしたので、まずは「iPhone 6s」を試しにペアリングしてみました。事前情報通りiPhoneでも何の問題もなくスムーズにペアリングが完了し、案内に従って次は通知内容などを設定していきました。
設定が完了し早速使用したいところでしたがサイズが合わず、バンドの長さを調節しました。メタルバンドの仕様は従来の金属製の腕時計と同様にピン抜き工具(別売り)を使用して行います。心配な方は時計修理店で調整してもらうことをお勧めします。
サイズがぴったりと合ったところで無事装着。装着感は悪くありませんが、厚み+金属でそれなりの重量感があります。軽すぎてもチープな感じがするので購入したばかりの今は不満ありませんが、ランニングなどスポーツで使用すると気になってくるところかもしれません。
まずは見た目からということで、文字盤のテーマをご紹介します。Huawei Watchに用意されているテーマはクラッシクなものからポップなものまで50以上。テーマの追加も可能になっており、今後さらに増えていくものとみられます。テーマの変更はHuawei Watch本体はもちろん、ペアリングしているスマートフォンからも可能です。
Huawei Watchに用意されているテーマの一部
筆者が今気に入っているテーマは「モダン」というものですが、購入したばかりの今はあれこれとせわしなくテーマを変えて楽しんでいます。どの程度の綺麗さなのかが気になるところだと思いますが、ディスプレイと顔を10cm以内に近付ければ、画素の粗さが分かる程度です。文字盤や針がディスプレイに表示されていることは発光具合などから分かりますが、影の再現や光沢感など細かい部分までよく描かれています。
テーマ「モダン」
Huawei Watchは、腕時計として常に画面を表示しておくことができる機能を備えており、腕時計を見ていない時はテーマごとにシンプルで画面の明るさを抑えた省電力な表示になります。
テーマ「モダン」の待機画面。通知があると振動し画面下部に表示される。
まずは、ファーストインプレッションとしてここまでのご紹介としておきます。今回はiPhone 6sを使ってペアリングを行いましたが、iPhoneを使用する場合、Androidだとできる機能が対応していなかったりするため、そういった部分をこれからレビューしていきたいと思っています。質問や試してほしいことなどありましたら、コメント欄よりお尋ねください。コメント欄または次のレビュー記事でお答えしたいと思います。