これだけは売買させません。
今やアマゾンのレビューは絶大な力を持ち、星1つで商品の売上が大きく変わってしまうと言われます。その分、アマゾンがその質を保つのに大変気を配っているのもよく知られた事実。今年4月には、ヤラセの高評価レビューを書いていた4つのサイトを訴えていました。
そして今回、アマゾンはその訴訟の対象を個人にまで広げ、およそ1,114人をニセのレビューを書いていたとして訴えました。
主な訴訟の対象となったのは、フリーランスなどに安く仕事を発注できるクラウドソーシングサービス、Fiverr.comにて、アマゾンレビューに星5つをつける仕事を5ドルで受発注していた人たち。アマゾンは、彼らがIPアドレスの偽装など、手の込んだ詐欺行為を行なっていたと主張しています。
レビューシステム自体の根本的な問題なのかもしれませんが、未だ、Fiverrの検索窓に「amazon」と入力すると、自動的に「reviews」とサジェストされるなど、今後もイタチごっこになりそうですね。
source: BBC
Chris Mills - Gizmodo US[原文]
(渡邊徹則)