来たぞ、来たぞ~。
長らく噂されてきた、BlackBerryとして初めて、自社製OS以外のAndroid OSを採用したモデルとなる「Priv」の発売ですが、ついに英国で予約の受付が開始されましたよ! 来月初めには正式販売をスタートすることが明らかにされているようです。
このほど販売予約の受付を始めたのは、英国の携帯電話販売チェーンのCarphone Warehouse。指定料金プランを契約すると、1か月39ポンド(約7,190円)からPrivを利用できるようになっています。さすがにセキュリティを重視したプレミアムAndroidスマートフォンの位置づけなので、決して安いとはいえませんよね。SIMフリーモデルの一括購入価格は、579.99ポンド(約10万6900円)となっていますよ。
Androidの採用により、これまでBlackBerry独自のソフトウェアが抱えてきた大きな問題が解決されるだろう。それは、コンシューマー向けのキラーアプリの不足という問題だ。これで「Google Maps」などの人気アプリも使えるようになる。
このほどBlackBerryは、初のAndroid OSを採用したモデルの発売を正式に認め、こんなふうに新方針に切り替えた理由を語っています。どうやらBlackBerryの社内では、3年前からAndroidモデルへのシフトの検討がスタートしていたそうですね。その最大の原因は、このころからBlackBerryの売上の落ち込みが顕著になっており、打開策を探る一環で飛び出したアイデアだったみたいですよ。
これまで数日間に寄せられた予想を上回る高い関心、しかもその多くが賞賛のコメントだったことに驚いている。なぜこれほど注目を集めているのだろうか? プライバシーこそが、現代社会で急速に失われている特別な権利であり、生産性の低下にも影響を与えている。Privの最新ソフトウェア、ハードウェアキーボード、ビッグスクリーンによって、プライバシー、生産性、そして魅力的なデザインという、ユーザーが失ってしまっていたものを取り戻す機会が開かれるだろう。
いよいよ発売が間近に迫ったことが明らかになったのを受けて、BlackBerryは、こんなメッセージをオフィシャルブログに掲載しました。いまのところ、Privの滑り出しは順調で、もしやこのままBlackBerry復活ののろしを上げる存在となるかも? 日本国内でも早期に発売してほしいものですよね……。
source: Know Your Mobile
(湯木進悟)