ソニーは19日(現地時間)、「Xperia Z3」および「Xperia Z3 Compact」に対して、「Android 6.0 Marshmallow」ベータ版の提供を開始しました。
今回提供が開始されたのは、ソニーによって最適化が図られたAndroid 6.0 Marshmallowの機能を先行的に体験することを目的にした「コンセプト版」となります。ただし、あくまでも開発途中のベータ版であり、Androi 6.0の全機能が十全に実装されている訳ではありません。
対象となるのはスウェーデン、デンマーク、ノルウェー、フィンランド、アイスランド、エストニア、ラトビア、リトアニア、ドイツ、英国およびアイルランドに在住するXperia Z3ないしZ3 Compactユーザーで、専用のアプリを通じてベータプログラムに参加することで、このコンセプト版を手持ちの端末に導入することが可能となります。
今後も、コンセプト版に新たな機能を実装する度に公式ブログを通じて告知されることが明らかにされており、このベータプログラムを通じて収集されたフィードバックは正式版の開発へと還元されることになるようです。
「Android 6.0 Marshmallow」コンセプト版のサンプル画像
なお、既に先日、ソニーはAndroid 6.0へのアップデート提供を予定している同社製端末の一覧を公表しており、なるべく迅速にその提供を開始することを予告していました(過去記事)。
最新OSへのアップデートサイクルにおいて大幅に遅れがちな国内通信キャリアですが、ソニーをはじめとする各メーカーのOSアップデート提供に対する努力を少しでも多く汲み取り、国内製品へのOSアップデートスケジュールに確実に反映して頂きたいところです。
[Sony via Phone Arena / Google Play]