Phone Arenaは19日(現地時間)、韓国サムスンが、「感圧式ディスプレイ技術」の特許を出願していたことが判明したと伝えています。
出願された特許によると、このディスプレイ技術は、米アップルの「iPhone 6s」シリーズに実装されたことで大きな注目を集めたタッチ検知技術「3D Touch」と同じく、ディスプレイに加えられた力の量を検知し、それに応じた操作を可能にするとのことです。
また、このディスプレイには米Synapticsが開発を発表した「ClearForce」と呼ばれるタッチ検知技術が実装されていると予想されています(過去記事)。
「ClearForce」の公式デモ映像
先日には、Synapticsによって今後ClearForceが多くの一流企業に提供される予定であることや、その大量生産が2016年第1四半期に開始される見通しであることも明らかにされており、その “一流企業” の中にサムスンが含まれていたとてしてもあまり不思議ではありません。
なお、この新型ディスプレイは来年1月19日の発表も噂される「Galaxy S7」への搭載に期待が集まりますが(過去記事)、残念ながら現時点ではそれを裏付けるような確たる証拠は存在していません。しかしながら、仮に上述の発表日が正確なものであれば、近日中にもGalaxy S7に関する多くの情報がリークされることになりそうです。
[Kipris via Phone Arena]