空からインターネットが降ってくる?
あまりの便利さから規制の導入まで議論されているドローン。グーグルも昔から目をつけていて、これまでもドローン関連会社「Titan Aerospace」の買収などを行なっていました。
さて今回、グーグルが連邦航空局に2つのUAV(無人機)を申請していたのが判明しましたが、このドローンがどうも普通のドローンとは様子が違うんです。最初はグーグルのドローン配達プロジェクト「Project Wing」に関連すると思われていたんですが、re/codeによるとどうやら高空ドローンを開発する「Project Titan」に所属しているというのです。
ドローンを空高く飛ばして何をするのか…と、ちょっと不思議にも思えますよね。でも、以前よりこのプロジェクトは気球Wi-Fi提供プロジェクト「Project Loon」と同じように、高度インターネットの提供に使われると言われてきました。ドローンがWi-Fiスポットになり、これまでインターネットの使えなかった地域をオンラインにするってわけです。
もちろん高空ドローンはグーグルマップなどの地図情報の収集にも役に立ちます。グーグルのおかげで、この世の中から地図にない場所やオフラインな場所がなくなるのかもしれませんが、それはそれでちょっとロマンがなくなるかも…。
source: re/code
(塚本直樹)