1992年に公開された、ディズニー映画『アラジン』。
【画像】『アラジン/ジャファーの逆襲』『アラジン完結編/盗賊王の伝説』がセットになった『トリロジー MovieNEX』も限定登場!
作品やキャラクターは、今でも多くの人々に愛されています。
2015年10月21日、そんなディズニーの名作が『アラジン ダイヤモンド・コレクション MovieNEX』、シリーズ3作がセットになった『アラジン トリロジー MovieNEX』として発売されました。
今回はMovieNEXの発売に合わせて、作品をより楽しく鑑賞するための「3つ」のトリビアを紹介します。
1. アラジンはマイケル・J・フォックスのイメージだった
映画の主人公である、青年「アラジン」。
実はアラジンのキャラクターは、もともと俳優であるマイケル・J・フォックスのイメージでデザインされました。
しかし、当時ディズニーの映画部門の責任者を務めていたジェフリー・カッツェンバーグが、これに異論を唱えました。
結局、もともとのデザインに、俳優のトム・クルーズのイメージが付け加えられ、現在のキャラクターになったのです。
ちなみに、アニメーターのグレン・キーンは、ミュージシャンのM.C.ハマーが履いていたズボンから、アラジンのズボンのデザインを考えたといわれています。
ジーニーのセリフは、ほとんどがアドリブだった?
2. ジーニーのセリフは、ほとんどがアドリブ
英語版でジーニーを演じたのは、アカデミー賞も受賞した、俳優のロビン・ウィリアムズです。
実はジーニーのセリフは、そのほとんどがロビン・ウィリアムズのアドリブによるものでした。
そのセリフの量は、なんと16時間分。
ディズニーでは、セリフを録音してから、アニメーションの原画を描いていましたので、なかなか削ることができず、ジーニーの出演時間が増えることになってしまうほどでした。
ちなみに、続編の『アラジン/ジャファーの逆襲』では、ジーニー役はダン・カステラネタが務めています。
これは、ロビンとディズニーが、『アラジン』の契約をめぐって、もめてしまったからだと言われています。
その後、ロビンとディズニーは和解し、『アラジン完結編/盗賊王の伝説』では再びロビンがジーニー役を務めました。
2014年8月11日、多くのファンに愛されていたロビンは、カリフォルニアの自宅で亡くなりました。自殺でした。
63歳という早すぎる死に、ディズニーをはじめ、多くの企業や団体、著名人から彼の死を悼むメッセージが発表されました。
3. 日本語吹き替え版のジーニーのセリフは、英語版とかなり変わっている
日本語吹き替え版では、ジーニーは声優の山寺宏一さんが務めています。
山寺さんと言えば、ドナルドダックをはじめ、数多くのディズニー作品で様々な役を演じています。
そんな山寺さんでも、吹き替えに苦労したのがジーニー役でした。
日本音声製作者連盟ホームページでのインタビューで、詳しく語られています。
もともと、英語版のジーニーのセリフには、アメリカ人が分かるジョークや、有名な俳優のモノマネがたくさん含まれていました。
日本語への吹き替えでは、日本人に分かりにくいものは削られ、山寺さんが考えたダジャレやギャグを入れていったそうです。
ハイテンションで、ギャグ満載なジーニーは、英語版でも日本語版でも変わらないようになっています。
それ以外にも、トリビアがたくさん!
それ以外にも、トリビアがたくさん!
今回紹介した3つ以外にも、『アラジン』にはさまざまなトリビアや制作秘話があります。
例えば、制作開始当初、ジーニーが叶えられる願い事は、なんと「いくつでも」だったのです。
しかし、その後ストーリーが書き直され、ジーニーが叶えられる願い事は「3つまで」に変わりました。
また、初期のキャラクターデザインでは、魔法のランプに顔が描かれていたものもありました。
そんなトリビアを考えながら見ると、また『アラジン』の見方が変わってくると思います。
作品を見たことがある方も、MovieNEXが発売されたこの機会にぜひ、楽しんでみてはいかがでしょうか。
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『アラジン トリロジー MovieNEX』※シリーズ3作セット、2016年1月31日生産終了予定
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