本当に空を飛んでる!
1980年代から続くSFアニメ「マクロス」シリーズに登場する、メカニックデザイナー・河森正治によって考案された可変戦闘機「バルキリー」。
そのフォルムを可能なかぎり再現したラジコン飛行機を作り上げ、実際に空に飛ばしたた猛者たちが現れました。
プロジェクトの発起人はラジコンマニアのHiroyuki Kurosawaさんで、彼のYoutubeチャンネルに初フライトに成功したときの映像が公開されています。
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■ボディからシステムまで、フルスクラッチのバルキリー完成したバルキリーのモデルとなっているのは、歴代バリエーションの原点ともいえる「VF-1 バルキリー」のロイ・フォッカー機とバーミリオン小隊機。良いチョイスですね。
「Electric Ducted Fan(EDF/電動ダクトファン)」を搭載したラジコン飛行機で、本来のフォルムが損なわれないようなデザインがされており、一般的な航空機にある水平尾翼などの追加パーツはありません。ゆえに重心バランスを取るに苦労したようですが、Kurosawaさんが師匠と仰ぐ設計者と神の手を持つというテストパイロットの協力を得て、無事に空へと飛び立たせることに成功しました。
Youtubeのコメント欄には「次は変形だな!」と機体に胸を膨らませた人々の期待の声が集まっていましたが、果たして“可変”ラジコン・バルキリーが実現する日は来るのでしょうか。
ちなみに、Kurosawaさんのブログ「ラジコン飛行機の製作ブログ」では制作中の様子を撮影した写真などが公開されているので、興味がある人はチェックしてみるとよいでしょう。