他のロボット掃除機より4倍の吸引力があるみたい!
2014年9月に発表され、2015年春にはリリースされる予定だった「ダイソン360 Eye ロボット掃除機」。予定からは遅れてしまいましたが、10月23日(金)より旗艦店であるDyson表参道で、世界に先駆けて日本で販売開始となります。また、全国の量販店65店舗限定で10月26日(月)から順次販売を開始とのこと。
発売が遅れた理由はさらなるチューニングをしていたから。日本の家庭でのロケテストの結果、もっと騒音を減らすべき・バッテリーライフを伸ばすべきとの判断が下されたそうです。また玄関のような高低差のある場所も認識して落ちないように回れ右するとか。使い勝手がよくなるというのはいいことですよね。
キーテクノロジーはなんといっても「360°ビジョンシステム」でしょう。前後左右に斜めまで、360度全方位を認識できるカメラシステムにより、周囲の状況を判断。充電ドッグの位置、家具の位置を把握します。
そしてダイソンのサイクロン技術も取り入れられています。ロボット工学博士でダイソンのロボット工学主任であるマイク・オルドレッドさんが持っているのが、ラジアルルートサイクロンのダストカップ。花粉やカビ、バクテリアなど、0.5ミクロンのゴミも吸い取って分離します。
搭載されるモーターは、コードレスクリーナー/ハンディクリーナーにも使われているダイソンデジタルモーターV2。回転数は78,000RPM! 駆動部はベルト式駆動輪でどんな路面もしっかりとグリップ。20mmの段差もショック少なく乗り越えます。
そして静電気を起こしにくいカーボンファイバーブラシと硬いナイロンブラシを組み合わせたクリーナーヘッドが、フローリングでもカーペットでもゴミを着実に吸って掘り起こしてキャプチャします。
クリーナーヘッドの幅は本体幅とほぼ同じ。強力な吸引力もあってゴミの取りこぼしが少ない、かしこいロボット掃除機に仕上がってましたよ。
気になるお値段は店頭参考価格で13万8000円(税別)。ハイエンドロボット掃除機市場が熱くなること間違いなさそう。
source: ダイソン
(武者良太)