追記(21日02時08分):Phone Arenaによると、「SM-W2016」はそのモデルナンバーの命名体系から、サムスン製の折り畳み式携帯端末「Galaxy Golden」シリーズの最新モデル「Galaxy Golden 3」として発表される可能性が高いとのことです。
画像は「Galaxy Golden」のもの
G for Gamesは20日(現地時間)、「Galaxy S6 Mini」と見られる未発表端末のスペック情報が、GFXBenchベンチマークのデータベース上に発見されたことを伝えています。
先日リークされた「Galaxy S6 Mini」の実機画像
今回、GFXBenchのデータベース上に「SM-W2016」というモデルナンバーのサムスン製未発表端末のデータが確認されましたが、G for Gamesはこの端末がGalaxy S6 Miniとして発表される可能性を指摘しています。
Galaxy S6 Miniは今年7月下旬にその実機画像がリークされて以来(過去記事)、現在に至るまでほとんど続報が伝えられていませんでしたが、今回発見されたデータが捏造されたものでないならば、将来的に「Galaxy S6」のコンパクトモデルが発売されることとなりそうです。
以下は今回判明したSM-W2016の主なスペック。
OS | Android 5.1.1 Lollipop |
ディスプレイ | 4.6インチ WXGA(1280×768)ディスプレイ |
SoC | Samsung 2.1GHz駆動 64-bit オクタコアSoC(Eyxnos 7420?) |
GPU | Mali-T760 MP8 |
RAM | 3GB |
ストレージ | 64GB |
メインカメラ | 約1600万画素 |
フロントカメラ | 約500万画素 |
SoCの動作周波数やCPUコア構成、および統合GPUの種類を踏まえると、統合されているオクタコアSoCは「Exynos 7420」であるものと推察されるほか、その他のスペックについても、かなり高い水準でバランスが取れているように見受けられます。
一方で、ディスプレイについてはWXGA(1280×768)という近年のスマートフォンとしては珍しい解像度およびアスペクト比のパネルが採用されているようですが、これが単なる記述ミスなのかそれとも正確な情報なのか、はたまたこのデータが捏造されたものであることを示唆する手掛かりなのかは判然としません。
GFXBenchのデータベース上に発見された「SM-W2016」のスペック情報
現時点では登場時期についても不明ではありますが、モデルナンバーに含まれている「2016」という数字は、この端末が2016年に登場することを示しているとは考えられないでしょうか。
とはいえ、そもそも実際にSM-W2016が発表されるかすらも定かではありませんので、近日中にもより具体的な情報がリークされることに期待したいところです。
[GFXBench via G for Games / Phone Arena]