DeNAトラベルはこのほど、「民族衣装」に関する調査結果を発表した。調査は9月18日~10月1日、「DeNAトラベル」のメール会員1,966名を対象にインターネットで行われた。
○男女87.3%が"民族衣装を着る"願望あり
「旅行先で民族衣装を着てみたいと思いますか?」と質問したところ、87.3%(1,716人)が「着たい」「機会があれば着たい」と回答。男女別では男性76.4%、女性94.6%が民族衣装を着てみたいと思っていることがわかった。
○人気の民族衣装は「アオザイ」
続いて、女性に「アジア各国(日本を除く)の民族衣装の中で最も着てみたいのはどれですか?」と尋ねたところ、1位はベトナムの「アオザイ(30.4%)」となり、次いでインドの「サリー(28.9%)」、韓国の「チマチョゴリ(21.6%)」と続いた。
一方、男性に「アジア各国(日本を除く)の民族衣装の中で女性に最も着てほしいのはどれですか?」と聞いたところ、ベトナムの「アオザイ(50.5%)」がダントツの1位。2位は中国の「チャイナ服(17.0%)」、3位はインドの「サリー(7.7%)」という結果に。衣装を選んだ理由については、男女ともに「美しいから」という回答が圧倒的に多かった。
○民族衣装にまつわるエピソード
最後に、旅行先での民族衣装にまつわるエピソードについて教えてもらったところ、次のようなものが挙がった。
・「2000年、中国ハルビンに3泊4日の出張をした際、チャイナドレスを一晩で縫ってもらいました。現地の日本人1人と通訳さんと3人で市場へ行って店を選び、布屋さんに一緒に行ってもらって(全部近所です)用途を相談、採寸して翌日試着、その場で修正して渡してくれました。当時のレートで1,800円程度でロングドレスが作れました。現地で着用したのはその時だけでしたが、帰国してからコンサート等で歌う時やチャイナ気分を味わいたい時に何度も着て楽しんでいます。地方でしたら価格も安いですし、無理も聞いてくれますから短い滞在でも十分です。とてもよい記念になりますよ!」(40代女性: 中国「チャイナ服」)
・「シンガポールへ一人旅へ行き、インド人街でサリーを購入。着付けてもらい歩いて回っていると同い年くらいの女性に話しかけられ(インド人)友達になりました。まだ彼女とは交流があります。とてもいい買い物をしたと思っています」(20代女性: インド「サリー」)
・「5年前、初めてベトナムに行って、ホーチミンの会社の社内旅行に同行してダラットに行ったとき、現地で民族衣装を着て写真を撮ってくれるサービスがあったので、記念に会社の女性と一緒に男女ペアのアオザイを着ました。男性用のアオザイってあまり見ないので珍しかったので。少し重かった印象があります。もっとも、宮廷で着るもので一般的なものではないような」(60代男性: ベトナム「アオザイ」)
(CHIGAKO)