安心しきってはダメ。
テスラの車をお持ちの皆さま、知っていましたか? 「新しいオートパイロットは、高速道路または特定の環境でのみ機能する」という内容の記載が説明書にあるということを。なぜなら、このテスラの「オートパイロット」システムはまだ実証の段階を出きれておらず、この環境の制限を超えることはできていない状態です。
すでにオートパイロットの機能は、ファームウェアを介していくつかのモデルSに実装されていて、確かにかなり優秀なシステムです。自動で走行し、交通状況や速度制限に合わせて車をコントロール、指示を出せば車線変更だってします。
ただ、完全なる自動運転車かといわれればそうではないんです! あくまでそれは中央分離帯のある道路での話。そして車に運転を任せっぱなしにしていいわけではなく、常に車をコントロールできるようドライバーをサポートする機能であるという意味です。それを理解していないと、次の動画のようなことが起こりかねません。
これとか。
こういうことだってあるかも。
未来でテスラの車に乗るかもしれない子どもたち、そしてすでに約10万ドル(約1200万円)の車を所有している大人の皆さん、覚えておいてください。テスラの自動運転システムは確かにとても優れた機能です。しかし、この魅力的なレーダー誘導のクルーズコントロールは、完全なる自動運転を可能にするわけではありません。自分の命を守るためにできることは、ハンドルから絶対に手を離さないこと。もしくは、安全性5つ星評価の車を試してみることです。
source: CNET
Chris Mills - Gizmodo US[原文]
(SHIORI)