米マイクロソフトは22日(現地時間)、「Microsoft Edge」へのエクステンション(ブラウザ拡張機能)の実装が、2016年以降に計画されていることを明らかにしました。
今回、マイクロソフトがThe Vergeに対して出した声明によると、同社の最新Webブラウザへのエクステンションの実装は、2016年に提供される「Windows 10」のアップデートを通じて実施される予定とのことです。
また、Microsoft Edgeを通じて個人に最適化したウェブ体験を提供する上で、エクステンションの存在を非常に重要視しており、現在同社が安全性に優れたエクステンションシステムの開発に積極的に取り組んでいることが強調された一方で、当初の予定よりもスケジュールが延期された理由については明かされませんでした。
なお今年1月には、Microsoft Edgeにおいて「Google Chrome」ブラウザ用のエクステンションとの互換性が実現される可能性も指摘されていましたが(過去記事)、現時点までにそれを裏付けるような有力な情報などは伝えられていません。
エクステンションの実装を待ち望んでいたユーザーにとっては残念ながら、Microsoft Edgeが他の人気ブラウザに機能性やカスタマイズ性という点において完全に肩を並べることができるのは、まだしばらく先のこととなるようです。