あちこち走り回るのは得意だぜ。
あれこれ手を広げているUberですが、ついに自分のとこで地図データをとろうというところまでやってきました。上の画像にある車、まるでグーグルストリートビューカーのようですが、これはUberの車。公道データ取得のためのUber車で、すでに一部の街中を走りはじめています。Uberは自動運転車もテストしていますが、この地図用車には運転手さんあり。
Uberがネタ元のTechCrunchに回答したところによると、Uberが使っているシステムは、元々はマイクロソフトが開発したものでした。今年始めにUberがマイクロソフトからスタッフ約100人と企業資産をいくつか買収したと報じられましたが、これだったのかな。詳細は明らかにされていませんが、Uber担当者は、買収した資産の1つが車であったことを認めました。担当者によれば、このUber車は、公道を走りはじめてすでに数カ月たっており、ルートや予想到着時刻など地図機能を向上させるため画像を集めているといいます。
さて、車を走らせてデータを集めるとなると、LIDARとよばれるレーザー画像検出と距離測定なんかもできるかもしれませんが、果たしてどこまでやっているのか。なんにせよ、Uberの幅がますます広がることになりそうですねぇ。Uberの野望、思ってた以上に大きいです。
image: by Sidney Reed for Uber / via sidneyreed.com
source: TechCrunch
Jamie Condliffe - Gizmodo US[原文]
(そうこ)