ブンデスリーガ第10節が24日に行われ、日本代表FW武藤嘉紀が所属するマインツとブレーメンが対戦した。武藤は9試合連続の先発出場となった。
マインツは前節、MF香川真司が所属するドルトムントに敗れ、8位から4勝5敗の11位へと順位を下げた。一方、ブレーメンは前節のバイエルン戦を0-1で落とし、第4節のホッフェンハイム戦以降、泥沼の5連敗。順位も降格プレーオフ圏内の16位に沈んでいる。
試合は0-0で迎えた39分、左サイドからサンティアゴ・ガルシアがクロスを上げると、ニアのDFが触ったボールがゴール前のアンソニー・ウジャーの下へ。ウジャーがヘディングで合わせて先制に成功する。つづく44分、左サイドのS・ガルシアが今度は低いクロスを入れると、ニアに走りこんだウジャーがこれを合わせ、決めて2点目を決めた。
さらに前半アディショナルタイム3分、最終ラインの裏に抜けだしたフロリアン・グリリッチュがエリア内左から中央へ折り返すと、フリーのフィン・バルテルスが右足でしっかりと決め、リードを3点に広げた。このまま3-0で前半が終了する。
後半は両チームともにゴールに迫ったが、なかなか得点につながらない。90分、マインツは右サイドのクロスを武藤が押し込み1点を返したが、このままブレーメンが3-1でマインツを下した。なお、今シーズン3点目を決めた武藤はフル出場を果たした。
次節、マインツは敵地でアウクスブルクと、ブレーメンはホームでドルトムントと対戦する。
【スコア】
【得点者】