東京モーターショーにも出展される三菱電機のコンセプトカー「EMIRAI3 xDAS(イーミライスリーエックスダス)」に搭載される「路面ライティング」が実用化されれば、ちょっとした安全性向上に寄与してくれそうです。
光でクルマの動きを伝える図形を道路に描くもので、アニメーション化されたライティングでは、ブレーキランプ、ハザードランプやウィンカーだけでなく、ドア開けや前進、後退する際に道路へ光で図形を描くことで、クルマの動きやドライバーの意思を大きくわかりやすく投影するもの。
その効果として三菱電機は、路面へのライティングにより、ドライバーの顔が見えない状況でも車両の動きが素早く理解でき、クルマや歩行者、自転車などの周囲の迷いやいら立ちを低減して道路環境の安全性が向上されるとしています。
詳細画像はこちら ほかにも、大きくわかりやすいライティングにより、車の動きを直観的に察知することで他のドライバーにゆとりが生まれ、急ブレーキが減るなど安全運転を促進すると期待。
直感的に周囲が分かるライティングが必須で、かえって安全性を損なうものはタブーでしょうが、たとえば道を譲ってくれた際にハザードランプを押すと、「ニコッ」と顔文字が映し出されたりすると、急いでいる早朝や夕方などギスギスしがちな道路環境が和むかもしれません。
詳細画像はこちら 詳細画像はこちら 詳細画像はこちら(塚田勝弘)
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