砂川啓介、妻・大山のぶ代は「娘だね」 公表後の変化を明かす | ニコニコニュース

大山のぶ代 (C)ORICON NewS inc.
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 認知症を公表した女優の大山のぶ代(82)の夫で俳優の砂川啓介(78)が、23日放送のTBS系『中居正広の金曜日のスマたちへ』(毎週金曜 後9:00)に出演。大山との闘病生活と公表後の変化について語った。

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 番組では、2人の出会いや結婚生活などを再現VTRで回顧。2008年に大山が脳梗塞を患い、退院後の09年ころから認知症の症状が表れ始め、12年秋に大山がアルツハイマー型認知症と診断された場面は、時間をかけて紹介された。

 認知症が発覚後も、国民的キャラクター・ドラえもんの声優を務めていた大山のイメージを壊さないため、砂川は「絶対に公表してはいけないと感じていた」と告白。しかし大山が5分前のことも覚えていない状況になっていき、砂川は介護生活に限界を感じるようになったという。

 砂川はついに、親友である毒蝮三太夫に相談したところ「公表した方がいい」とアドバイスされ、今年5月に毒蝮のセッティングでラジオ番組で公表することに。勇気を振り絞って公表したところ、放送終了後から激励の電話が鳴り止まなくなり、「ホッとした。自分が一番楽になった」と振り返った。

 これをきっかけに、一緒に外出するなど介護生活にも明るい変化が表れ、寝る前にハグをするなど体の触れ合いをすることで、徐々に大山の症状回復を実感できるようになったという。砂川が料理をしているところに「なにか手伝う?」と話しかけるようになった大山を、「娘だね」と表現した。

 砂川はこの日、妻・大山との介護生活をつづった『娘になった妻、のぶ代へ 大山のぶ代「認知症」介護日記』(双葉社)を出版した。