自分の欲しいものは自分でモデリングする時代が来る予感。
ただいま開催中の「東京デザインウィーク2015」、3Dコンテンツ制作に欠かせないAUTODESKも出展していました。3D CADは今や3Dプリンターの広がりで注目されている分野。AUTODESKは代表的な「Auto CAD」をはじめ、3DCGアニメーション制作に欠かせない「Maya」などさまざまなソフトウェアを開発・提供しています。
東京デザインウィークのAUTODESKブースには、AUTODESKのソフトで設計されたさまざまな物が展示されています。
このスポーツカーはAC MINDSが2年かけて設計したもの。動力部分以外はすべてAUTODESKのソフトウェアを使って設計されました。
この10月にメニュー表示が日本語対応!
そのAUTODESKから2013年に新しく発売されたのが「FUSION 360」です。FUSION 360は、デザインから設計までのプロセスをクラウドでつなげる世界初の3D CAD/CAM/CAE ツール。10月9日に日本語メニューに対応したばかりで、提供価格は月額4,320円、年間35,640円。
それがなんと、東京デザインウィークに参加すれば1年間無料になるライセンスをで付与されるのです!
3Dのシステムってすごく高くて、業務用のものであれば数十万〜数百万円するんですよね。FUSION 360の標準価格も革新的な値段設定でしたが、それが無料になるなんて太っ腹!
3Dプリンターが身近になったいま、製造のプロセスにも変革が求められています。今回のAUTODESKの試みは、コンシューマー自ら設計する裾野を広げる取り組みと言えるでしょう。
3Dプリンターに興味はあるけれど3Dモデリングまでは踏み出せなかったという方、この機会にFUSION 360を無料ゲットして3Dの扉を開いてみてはいかがでしょう。
東京デザインウィーク2015
【前期】10月24日(土)〜10月28日(水)
【後期】10月30日(金)〜11月3日(火・祝)
【時間】11:00〜21:00(最終日は20:00まで)
【会場】明治神宮外苑絵画館前
【入場料】3,000円(当日券)
source: AUTODESK
(前田真希子)