逮捕された板倉大容疑者(手前左端)と事件について説明するタイの警察当局者=24日、バンコク(共同)
共同通信社

 【バンコク共同】タイの警察当局は24日、首都バンコクで2キロ以上の覚せい剤と銃を所持していたとして、茨城県出身の板倉大容疑者(34)ら日本人の男4人を逮捕したと発表した。

 警察によると、4人は23日午前、バンコク郊外のレストランで、覚せい剤約2・3キロと拳銃1丁を不法に所持していた疑い。

 警察は薬物密売組織からの情報などを基に板倉容疑者らを追っていた。覚せい剤所持の目的や入手ルートを追及する方針。

 警察は板倉容疑者らが日本の暴力団と関係があるとみており、日本の警察当局とも情報交換する。