Phandroidは23日(現地時間)、台湾HTC製のスマートバンド「HTC Grip」の発売時期が、2016年前半に延期された可能性を指摘しています。
今年3月にバルセロナで開催された「MWC 2015」において初めて発表されたHTC Gripでしたが(過去記事)、その後今年7月中旬には当初の計画をキャンセルし、改良版の発売が改めて予告されていました。
しかしながらPhandroidによると、これまでHTC Grip(改良版)の発売時期については2015年内が有力視されていたものの、実際には2016年前半に登場する可能性をHTCが示唆したとのことです。
今回、HTCは米Under Armourとのパートナーシップに関する声明を発表し、両社がフィットネス関連機能に特化した製品を含む完全一体型のエコシステムを2016年前半に登場させるほか、近日中にも更なる詳細を明らかにする予定であることを示しました。
「HTC Grip」の公式プロモーション映像
声明の中にHTC Gripの文字は確認できませんでしたが、HTCとUnder Armourが共同開発したフィットネス関連デバイスの中にHTC Gripが含まれている可能性は非常に高いものと思われます。
なお、HTC GripはAndroid OSのみならずiOSデバイスとの連携も可能となるほか、専用に開発されたフィットネストラッキングアプリ「Under Armour Record」を実装し、IP57相当の防水性能と最長2.5日間のバッテリーライフを実現する模様です。
[Phandroid via Phone Arena[1]、[2]]