女子テニスのルクセンブルク・オープンは25日、シングルス決勝が行われ、世界ランキング92位の土居美咲(ミキハウス)が同55位のモナ・バルテル(ドイツ)を6―4、6―7、6―0で破り、シングルスでのツアー初優勝を飾った。ダブルスでは昨年7月のイスタンブール・カップで優勝している。

 日本勢が女子シングルスで優勝したのは、今月3日にタシケント・オープンを制した日比野菜緒(フリー)に続き10人目。

 土居は今大会で世界ランク20位のアンドレア・ペトコビッチ(ドイツ)、同22位のエレナ・ヤンコビッチ(セルビア)らを破り、ノーシードから勝ち上がった。

◇土居美咲(どい・みさき)6歳でテニスを始め、08年12月に17歳でプロ転向。10年全日本選手権で初優勝。11年ウィンブルドン選手権で3回戦進出。今年は全仏と全米で2回戦に進んだ。世界ランキングの最高位は75位。左利き。千葉県大網白里市出身。ミキハウス。159センチ、52キロ。24歳。