28日の日経平均株価は前日比125円98銭高の1万8903円02銭と反発して取引を終えた。FOMC(米連邦公開市場委員会)の結果公表を控えて個別株物色の様相を強めるなか、好業績銘柄に買いが流入。16年3月期業績予想を上方修正したファナック <6954> や東京エレクトロン <8035> 、アリババの決算が好感されたソフトバンクグループ <9984> など指数平均寄与度の高い銘柄が急伸し、日経平均をけん引した。
業種別では、情報通信、医薬品、パルプ・紙などが買われ、空運では日本航空(JAL) <9201> とANAホールディングス <9202> がそろって上昇した。半面、海運株、鉄鋼株、非鉄金属株は軟調。(編集担当:宮川子平)