作家・有栖川有栖(ありすがわ ありす)による「火村英生シリーズ」の実写ドラマ化が決定し、究極の犯罪に陶酔する犯罪学者の主人公・火村英生役に斎藤工、火村とバディを組む推理作家・有栖川有栖(以下アリス)役に窪田正孝がキャスティングされた。
原作は20年以上続くロング・セラーシリーズ。謎と闇を抱えながら犯罪捜査にストイックにのめり込んでゆく火村と、彼の脆弱さを救おうと使命感を持つアリスの2人が、お互いの欠点を補い合いながら犯罪捜査を繰り広げる本格ミステリーだ。
今回、はじめて日本テレビのドラマで主演を務める斎藤は「今もなお続いている有栖川有栖さんの名作をドラマ化するということで、その“大河”の旨味を凝縮した、スタイリッシュな作品にしたいと思いました」と志を語る。
また、過去に何度か共演した窪田については「彼の俳優としてのスペックに驚かされていたし、どこまで飛躍し続けるのだろう、と見ていた」と明かし、「彼と組むことで生まれる化学反応をしっかりと作品に宿したいと思っています」と本格的な共演に意気込んでいる。
一方窪田は今回の共演に「相方のような形でご一緒するのは初めてなのでワクワクしています。今作でガッツリ芝居して、たくさん経験をさせていただきたいと思っています」と力強くコメント。「たくさんの人に愛されているシリーズ作品だからこそ、誠意をもって大切に挑んでいきたいです」と作品に対する真摯な思いを語った。
日曜ドラマ『臨床犯罪学者 火村英生の推理』(仮)は日本テレビ系にて2016年1月スタート。