なにがネックなのかな?
とうとうテスラから配信が開始された一部自動運転プログラム。車がレーンを自動で認識して左右にステアリングを切るさまは、まさに未来!って感じですよね(ただし、ハンドルから手を離さないでくださいね!)。
このプログラムはまずアメリカ限定で配信されていたんですが、同社CEOのイーロン・マスク氏によると全世界を対象に配信する準備が整ったそうなんです。
Regulatory approvals received, so Autopilot rolling out to all countries! (Excluding Japan, which is still under review)
— Elon Musk (@elonmusk) 2015, 10月 23
見えますか?「all countries! (Excluding Japan(日本を除く))」の文字。そう、なんと日本のテスラユーザーは現時点ではこのアップデートが受けられないんです! その理由については「検討中」としか発言していませんが、これはテスラ側に理由があるのか、それとも日本の当局に理由があるのかは不明です。
日本では現時点では自動運転技術の開発が推進されていますが、以前は非常に強い規制があった時期もありました。その影響で、自動運転プログラムの認可が遅れている…なんてことではないと思いたいんですけど、はてさてどうなるのやら。ちょっと日本のユーザーにはがっかりなニュースになってしまいましたね。
また、マスク氏は自動運転プログラムの近日中のアップデートも宣言しています。
Autopilot 1.01 coming soon: curve speed adaption, controller smoothness, better lane holding on poor roads, improved fleet learning!
— Elon Musk (@elonmusk) 2015, 10月 23
アップデート内容は「カーブスピードの調整/コントローラーのスムーズさの向上/レーン保持機能の改善/車両学習機能の改善」。うーん気になる、気になるけど日本じゃまだ試せないんだよなぁ…。
まさかの日本を除くアップデートになってしまいましたが、日本でも車両の部分的な自動運転は一般的。すぐにこの制限が解除されるものと思いたいですね!
source: Mashable、Wikipedia、Yahooニュース
(塚本直樹)