27日午前8時15分ごろ、千葉県船橋市上山町の交番脇にある空き家の敷地内で、県警船橋署の男性巡査(29)が倒れているのを、捜索中の同署員が発見した。巡査は頭部に拳銃で撃ったような痕があり、現場で死亡が確認された。自分の拳銃を握りしめており、同署は自殺とみて動機を調べている。

 同署によると、巡査は地域課所属で法典交番勤務。27日午前1時ごろ、50代の男性警部補と通報に対する処理を終えて戻って来たが、その後姿が見えなくなった。捜索したところ、交番に隣接する空き家の敷地内で見つかった。

 船橋署の林一雄署長の話 署員が拳銃を使用して自殺したことは遺憾。今後そのようなことがないよう努める。