職場にいる女性社員を見て「ああいう風になるのだけは止めよう!」と思ったことありますか? 「人のふり見てわがふり直せ」とはよく言ったもので、人のしていることを見て、初めて「これはやっちゃいけないんだな」と気づくこともあるもの。今回は、そんな反面教師にしている職場の女性社員の特徴について聞いてみましょう。
「いる」……19.3%
「いない」……80.7%
職場に反面教師にしている女性社員がいる人は約2割。次に、その女性社員に共通していることについても聞いてみました。
・「自分より下の人に明らかに態度が冷たい。空気悪くなって仕事しづらいので、真似したくないです」(27歳/食品・飲料/販売職・サービス系)
・「明らかなお局様なのに、自称サバサバ系の女性の先輩。かえってまわりに気を使わせていることに気づいていないので、ああはならないようにしよう……と心に決めた」(27歳/金融・証券/事務系専門職)
・「後輩に冷たいので自分はそうしないようにしようと思う」(29歳/情報・IT/技術職)
自分よりも下の立場の人に対しては明らかに冷たい態度を取る。まわりの人も気を使って、職場全体の空気が悪くなっていることに気づいていないのでしょうか。同様に「お局様」的な存在とみなされてしまうと、ピリピリした空気を漂わせてしまうのでそんな人にはなりたくないものですね。
・「気分屋で他人に当たり散らす人がいるので、そうはならないように穏やかでいたいと思っている」(31歳/医療・福祉/専門職)
・「気分にムラがあって、嫌いな人はとことん無視する。気に入らないことがあれば、直接ではなくメールでネチネチ言ってくるお局がいる」(27歳/アパレル・繊維/秘書・アシスタント職)
・「ヒステリーを起こさない、気分を仕事に持ち込むとまわりが迷惑だなと思う」(29歳/印刷・紙パルプ/クリエイティブ職)
機嫌が悪いのが丸わかりでいつヒステリーを起こすかヒヤヒヤさせられる人、まわりに当たり散らすような人を反面教師にしているという女性も多いようです。誰だって気分に多少のムラはあるものですが、それを表に出すか出さないかで周囲の人からの評価も大きく変わってきますよね。
・「報・連・相ができずに仕事を投げ出して帰る子育て社員。忙しいママさんだからといって、頼まれた仕事を放りだして帰っていいというわけではないはずだから」(28歳/機械・精密機器/技術職)
・「仕事への姿勢。常にズーっとボーっとしていて、居眠り、LINE、お菓子を食べているのに、残業をして仕事が終わらないと叫んでいること」(27歳/医療・福祉/事務系専門職)
・「育児勤務で仕事を中途半端で帰ってしまう人がいたので、そうならないようにしようと思っている」(32歳/小売店/販売職・サービス系)
子育て中の短時間勤務が認められているのは納得しているけれど、仕事を途中で投げ出して帰ってしまうのはちょっと……。自分が同じように子育てしながら働く立場になったとしてもそれだけはしたくないと思っている人も。会社が仕事の割り振りなどで配慮してくれれば社員間のあつれきもなくなるのでしょうが、難しい問題ではありますよね。
「自分はこうならないようにしよう」と思わせてくれる反面教師的な存在の女性社員。やっちゃいけないことに気づくきっかけをくれたという意味では、悪いことばかりではありませんが、仕事のうえではやりづらいことが多いのも確か。人に当たり散らしたり、職場の空気を悪くするような人は自然に孤立していきそうですが、それを放置しておくのも仕事には支障が出そう。まともに相手をしても疲れるだけなので、「この人と正反対のことをしていればいいんだな」とのんびり見守るくらいの気持ちでいるのが一番かもしれませんね。
(ファナティック)
※画像は本文と関係ありません
※『マイナビウーマン』にて2015年10月にWebアンケート。有効回答数181件(22歳~34歳の働く女性)