海外へ行こうが、海や山へ行こうが手放せないスマートフォンやタブレット。通信系の電子機器は、もはやがっちり心をつかんで離さないほど、私たちの生活に浸透しています。それらが無かった日のことを、あなたは思い出せるでしょうか。そんな、デバイスの無い休暇を過ごす子供たちがいました。
子供たちがインターネットやゲーム機器から離れ、田舎の自然の中でのんびり過ごす休日。なんだか懐かしささえ覚えるこれらの写真を撮影したのは、ポーランドのフォトグラファー・Izabela Urbaniakさんです。毎年、夏休みになると、彼女は2人の子供とその従兄弟たちを連れて約1ヶ月間の田舎暮らしをするのだとか。
Urbaniakさんは子供たちに、このような子供時代の過ごし方をできるだけ長くしてもらいたいと思っているそうです。子供たちは現在、13歳から6歳まで。電子機器を取り上げられて不満が起こりそうですが、彼らもこの夏休みを楽しんでいるのだとか。一緒に住む2匹の犬と、近所に飼われている犬たち、そして自然が子供が満足するほどの遊び相手のようです。スマートフォンの画面を見ることをやめて、湖で泳ぎ、干し草に座り、夜はぐっすりと眠る。そんな休暇は大人にも必要かもしれませんね。
(文/訳 木口マリ)
写真/記事提供:Bored Panda
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