北村一輝&濱田岳の“疫病神”コンビが再び降臨! | ニコニコニュース

「螻蛄」キービジュアル
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直木賞作家・黒川博行の小説「疫病神」シリーズ第4作「螻蛄(けら)」が原作のオリジナルドラマで、北村一輝と濱田岳が再びタッグを組むことが決まった。

同ドラマ「螻蛄(疫病神シリーズ)」は、ことし1月に放送された「破門(疫病神シリーズ)」の続編で、2016年2月19日(金)からBSスカパー!で放送される。

ダブル主演の北村と濱田の大阪弁での軽妙なやり取りや、物語のスピード感、地上波ではなかなか見ることが出来ないバイオレンスな描写などが人気を呼び、第2弾「螻蛄」の制作が決定した。

前作に続き、ヤクザの桑原役を北村、建設コンサルタントの二宮役を濱田が演じる。大阪や京都、名古屋、東京を舞台に、とある宗教法人のスキャンダルに金の匂いを嗅ぎつけた桑原と二宮が、悪党たちを相手に今作でも大暴れする。

自身も大阪出身の北村は「職業柄ヤクザではあるが、頭がキレ、強く、しつこく、優しく、そして人間クサイ桑原を演じる上で、できる限り生っぽい大阪の空気感を伝えていきたいと思っています。濱田岳演じる二宮くんと大阪の空気を醸し出す遣り取りを、一層楽しみにしています」とアピール。

桑原との出会いからトラブルに巻き込まれるようになった二宮役の濱田は「『お久しぶりです。二宮です。風の噂で聞きました。桑原さんの噂を。嫌な予感がする。会いたくない。身がもたない。あれから、リーゼントを見るたびに膝が笑う。僕が死なないよう、少しでも応援してくれたら幸いです』との伝言を預かりました…」と弱気な発言も。

原作者の黒川は「北村さんの桑原、濱田さんの二宮、すっかり板について『破門』は実にすばらしいドラマでした。制作スタッフもプロぞろいで、小説のリアリティーとディテールをあますことなく映像に再現していただき、原作者冥利に尽きます。うれしい限りです。さらにグレードアップした『螻蛄』を一日も早く観たいです」とコメントした。

黒川の「疫病神」シリーズ「破門」は、2017年に映画版も公開予定。映画では、桑原役を佐々木蔵之介、二宮役を関ジャニ∞の横山裕が務めることが発表されている。

ドラマ第2弾、映画版…と「疫病神」シリーズの今後の盛り上がりに注目だ。