【モデルプレス】23日、雑誌「JUNON」主催の「第28回 ジュノン・スーパーボーイ・コンテスト」最終選考会が都内で開催。審査員特別賞に2人が「予定外」で選出された。
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これまで武田真治、小池徹平、山本裕典、溝端淳平、三浦翔平、菅田将暉など人気俳優を多数輩出している同コンテスト。審査員長の栃丸秀俊「JUNON」編集長は、28回目を迎えた今年は「まれに見る接戦」だったと言い、「票も割れておりまして時間かかりました」と告白。「どういうふうに順位をきめたら良いものか、順位を超えてるものがあって特別に設定しました」と急遽ステージを見て予定外の審査員特別賞を設けたことを発表し、東京都出身16歳の今川碧海(いまがわあおい)さん、神奈川県出身21歳の笠原崇志(かさはらたかし)さんの2人を選出した。
◆大声援浴びた今川碧海さん
今川さんはスーパー敗者復活戦により勝ち上がったファイナリストで、審査中常に会場から「あおいくーん!」「可愛い!」という声援が響き渡り、圧倒的な人気を見せつけていた。パフォーマンス審査では、小学5年生から続けているというダンスを生かしたダンスミュージカルでクールからキュートまで様々な表情で魅了。その表現力に審査員の山本裕典も「いや、脱帽です。演出素晴らしかったです」と驚き、「普通の高校生とは思えないパワーを感じました」と絶賛した。
今川さんは、セルフプロデュースによりニコニコ動画などでアイドル活動をするボーイズグループ「むすめん。」のメンバー。その注目度の高さを窺わせた。
◆独特の世界観の笠原さん
笠原さんはパフォーマンス審査で今川さんが会場を温めた直後に登場。「踊るポンポコリンラップ」と題し、天使の羽根を背負い、ラップをするというシュールなパフォーマンスで観客をざわつかせ、MCの流れ星・ちゅうえいは「ここだけ急にR-1グランプリになった?」とツッコミを入れた。
さらに審査員の新川優愛を相手に夜の遊園地デートをテーマとした告白をする二次審査では「光が眩しい、君以外見えない。素晴らしい状況だ…クリスマスイブ、サイレントナイト」と甘いセリフを真顔で繰り出し、そのクールなルックスとのギャップに観客は大爆笑。ちゅうえいも「もしかしてスピードワゴン小沢さんと血縁関係?」と再び、ツッコミを入れその存在感に圧倒されていた。
◆1万3948人の頂点が決定
1988年にスタートした同コンテストは「あなたの隣のすてきな男の子、推せんしてください」をキャッチフレーズに、「JUNON」にふさわしい“さわやかなハンサムボーイ”を選出。芸能事務所などに所属していない12歳~22歳の男子を対象とし、今年は1万3948人の応募が殺到。最終選考会には読者投票で選ばれた12名の候補者が参加し、「容姿」「ファッションセンス」「個性」「タレント性」「将来性」の5項目を基準とした審査が行われ、北海道出身の19歳の飯島寛騎(いいじまひろき)さんがグランプリに輝いた。
毎年、賞受賞者以外のファイナリストもその後幅広く活躍している同コンテスト。栃丸編集長は「今日はたまたまのゴールであって、これから未来を作っていくので、今日の初心を忘れずに芸能活動をがんばっていってほしい」とファイナリスト全員に熱いメッセージを送った。イベントでは、菅田、稲葉友、西銘駿ら歴代ジュノンボーイのトークショーも行われた。(modelpress編集部)
■コンテスト結果
■「第28回 ジュノン・スーパーボーイ・コンテスト」