米Microsoftは7月2日(現地時間)、次期OS「Windows 10」の標準Webブラウザである「Microsoft Edge」は同社のメディア再生プラグイン「Silverlight」をサポートしないと発表した。
同社は5月、「ActiveX」や「VML(Vector Markup Language)」「BHO(Browser Helper Objects)」「VBScript」などの古い技術は脆弱性の原因になるため、サポートしないと発表したが、その段階ではSilverlightについては触れていなかった。
Microsoftは、米GoogleのChromeなどと同様に、プロプライエタリなプラグインを捨て、HTML5ベースに移行すると説明する。
Silverlightのサポート自体は継続し、Windows 10に搭載されるInternet Explorer 11では利用できる。
Microsoftは2007年、米Adobe Systemsの「Flash」に対抗するプラグインとしてSilverlightを発表した。最新版は2011年12月にリリースのSilverlight 5だ。
同社は、まだメディアにSilverlightを使っている企業に対し、DASH/MSE/CENC/EMEベースの設計に移行するよう勧めている。
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