11月になり、「今年も残すところ、あと2カ月となりました」というセリフを耳にする機会が増えました。これを聞くと焦りますよね。早めに来年に向けた準備を始めておきたいところ。そこで今回は、いまのうちにやっておけば、年末はあわてなくて安心できることを読者に聞いてみました。
■帰省をするためには
・「帰省のための新幹線の予約。満席で自由席しか開いてないとか、最悪だから。すし詰め 2時間半立ちっぱなしは地獄です」(男性/36歳/機械・精密機器)
・「帰省の切符の手配。混むので早めに済ませるに越したことはない。混んでいる新幹線で自由席になってしまったら最悪」(男性/30歳/学校・教育関連)
帰省の切符の予約は早くしないと指定席が取れなくなったりするから、早めの準備が大事ですよね。とはいえ、予定が立たないなど、そう思い通りにはいかないことも。
■年賀状はお早めに
・「年賀状の準備。年賀状が遅れると、ルーズで仕事が遅いように見られそうだから」(男性/37歳/金属・鉄鋼・化学)
・「年賀状。期日がハッキリしているし、意外にデザインはテンプレ使いであっても悩むので」(男性/35歳/金属・鉄鋼・化学)
・「年賀状。年末はたいてい、仕事が立て込んできたり仕事後にも飲み会が続いたりしてなかなか時間が取れなくなってしまうから」(女性/33歳/電機)
早く準備した方がいいことはよくわかっているのですが、毎年遅れてしまうのが年賀状の準備。とりあえず購入したものの、実際に作業に取り掛かるのは年末になってからという人も少なくないのでは?
■遅れがちの大掃除は……
・「大掃除の準備。掃除道具などを買っておかないといざ始めようと思っても始められないから」(女性/30歳/金属・鉄鋼・化学)
・「家の大掃除。年末にやろうとすると大仕事になってしまうから、年末に向けてコツコツ少しずつやろうとしている」(男性/28歳/情報・IT)
・「不要物の処分。最後の粗大ゴミ収集日に大量のゴミを持って行ってひんしゅくを受けた」(男性/50歳/建設・土木)
・「窓や換気扇など、天気に左右される個所の掃除。この日にやろうと決めた日に限って雨だったりするし、寒くなるときついので」(女性/33歳/小売店)
大掃除は早く取り掛かろうと思っても、後回しになる代表ですね。寒くなればなるほど、水を使った掃除がつらくなるので、早めに取りかかりたいもの。コツは最初から飛ばしすぎずに、週末に1カ所だけ集中して取り組んでみるのも良さそうです。
■忘れないうちにやっておこう
・「要らない服の売却。年末は混むから」(女性/22歳/医療・福祉)
・「パソコンのデータの整理と部屋の整理も。慌てても結局片付かないため」(男性/25歳/情報・IT)
・「普段しない家電のメンテナンスと不用品とかの整理。家電が休み中に壊れることほど虚しいことはないから。不用品抱えて新年迎えるのも虚しいし」(女性/30歳/金属・鉄鋼・化学)
どれも今からやっておいたら良さそうなことばかり。皆さんの知恵をお借りして、早めの準備をしたいところです。
■わかっているけどなかなかできない
・「仕事の先取り。余裕が生まれる」(女性/24歳/建設・土木)
・「レコーダの空き容量を確保する。すぐいっぱいになってしまうので」(男性/47歳/情報・IT)
特に仕事の先取りはなかなかできないものです。そうしているうちに、時間があっと言う間に過ぎてしまい、アタフタしているのが日常だったりします。
■来年の備えを
・「来年用の手帳の準備です。意外と書き込んでおくことが多いので早めに始めた方が良いです」(女性/32歳/ソフトウェア)
・「カレンダーの準備。年が明けても特に特別なこともないので事前に張り替える程度」(男性/45歳/商社・卸)
・「お年玉の確保。先に使ってしまうと正月開けに辛いことになるので」(男性/42歳/自動車関連)
来年を意識する行動は、自分を活き活きとさせます。意識してこういう行動を取るのもいいですね。
コメントを読んでいて、「年賀状を買いに行かなくっちゃ!」なんて思った人もいるのでは? それでいいんです。気持ちさえあれば……なんとかなります! 今日、いや、いまこの瞬間から年末準備を始めてみましょう。
文・OFFICE-SANGA 渡邉久美子
調査時期:2015年11月
アンケート:フレッシャーズ調べ
集計対象数:社会人409人(インターネットログイン式アンケート)