KAT-TUNの田口淳之介(29歳)が11月24日、出演した音楽番組「ベストアーティスト 2015」(日本テレビ系)で、同グループからの脱退、およびジャニーズ事務所からの退所を電撃発表した。
この日、番組MCの嵐・櫻井翔(33歳)より、「KAT-TUNの皆さんから、ひとつ重大なお話があるということで、お願いします」と説明があり、田口が「突然のご報告で誠に申し訳ありませんが、この場をお借りして、僕のほうからお知らせさせていただきます」とした上で、「僕、田口淳之介は来年の春をもちましてKAT-TUNを離れ、ジャニーズ事務所を退所することになりました」と発表。そして「自分自身、30歳を目前にして、これからの人生の歩み方を考えた上で、メンバーには本当に申し訳ありませんが、自分の道を選択させていただきました」とし、「今まで応援していただいたファンの皆様、お世話になりました関係者の皆様、本当に感謝しています。ありがとうございます」と深々と頭を下げた。
田口の脱退について、メンバーの亀梨は「本当に突然の発表で申し訳ございません。グループとして、何度もこのような形になってしまい、関係者の皆様、ファンの皆様、本当にたくさんのご迷惑とご心配をおかけしてしまっていること、本当に申し訳ない気持ちでいっぱいです。すみません。KAT-TUNのメンバーの一員として、この出来事を真摯に受け止め、4人のKAT-TUNとして与えていただいているお仕事にしっかりと責任を持ち、全力で向き合っていかせていただきたいと思っています」とコメントした。
田口は1985年生まれ、神奈川県出身。2006年に「Real Face」でデビューしたKAT-TUNとしての活動の傍ら、俳優としても連続ドラマ「リーガル・ハイ」(フジテレビ系)などに出演している。
KAT-TUNは2001年に6人組のグループとして結成。2010年7月に赤西仁、2013年9月に田中聖が脱退している。