福井木造船、遺体7人に=ポケットにハングルメモ―海保

 福井県越前町から約100キロの日本海で転覆した状態で見つかった木造船について、敦賀海上保安部と福井県警などは24日、福井港(同県坂井市)で船内調査を行い、新たに船内3カ所から白骨化した5人の頭部を発見した。これまでに見つかった遺体は少なくとも7人となった。

 船内で見つかった男性遺体のズボンのポケットからは、ハングルで書かれたメモ1枚が見つかり、同保安部は朝鮮半島から来た可能性が高いとみて調べている。