1型糖尿病を患う宇都宮市の小学2年男児(7)へのインスリン投与を中断し、死亡させたとして、栃木県警は26日、殺人の疑いで、同県下野市小金井、自称祈祷師の会社役員近藤弘治容疑者(60)を逮捕した。

 県警によると、死亡したのは宇都宮市東原町の今井駿君。

 逮捕容疑は、今年4月上旬ごろ、両親に駿君へのインスリン投与を止めさせて治療を放置。同27日に県内の病院で衰弱死させた疑い。