生理前や生理中は、女性ホルモンの影響で性格がきつくなる女性も多い。女性同士なら理解できることだが、恐らく女性の急な態度の変化に戸惑っている男性もいることだろう。
今回は、マイナビニュースの男性会員300名に「生理中の女性を怒らせた経験」についてアンケートを実施。エピソードとあわせて紹介しよう。
Q. 職場やプライベートで生理中と思われる女性を怒らせてしまったことはありますか?
はい 8.7%
いいえ 91.3%
Q. 怒らせてしまったエピソードについて教えてください(「生理中と思われる女性を怒らせたことがある」と回答した人対象)
■仕事中は危険
・「仕事でまごついているときに怒られたことがある」(30歳男性/その他/その他)
・「ささいなミスをしてしまった」(22歳男性/運輸・倉庫/事務系専門職)
・「営業事務の人に精算を頼んでも生理中だとそっけない態度だし、早くしてほしいと急がすとすごく怒られることがあり、生理中だとすぐにわかる。お金の計算が遅くなるととても困る」(37歳男性/金融・証券/営業職)
・「仕事をお願いしたら逆ギレされた」(49歳男性/通信/事務系専門職)
・「仕事が立てこむといら立つのがわかる」(50歳以上男性/情報・IT/技術職)
・「いつも軽々と重い荷物を運ぶ友人女性との作業中、ある日は『何で運んでくれないの!? 』といきなり怒られた。……ああ、なるほど、と」(21歳男性/ホテル・旅行・アミューズメント/営業職)
・「軽い注意にもかかわらず、激高された」(34歳男性/ソフトウェア/技術職)
・「『最近太った? 』と気軽に言ったらキレられた」(26歳男性/農林・水産/技術職)
■妻・彼女・妹に
・「家事をしなかった」(28歳男性/情報・IT/技術職)
・「彼女に頼まれたものをコンビニに買いに行って帰ってきたら『こんなもの頼んでいない』と言われ怒られた」(32歳男性/商社・卸/営業職)
・「妻はいつも逆切れしてきます」(33歳男性/機械・精密機器/技術職)
・「生理中の彼女にくっついたら怒られた」(28歳男性/自動車関連/技術職)
・「精神的に余裕が無い状態の彼女に、議論が必要な細かな話を振ってしまって、怒られたことがあります」(32歳男性/通信/事務系専門職)
・「いつもやるお米を炊くのを忘れて、朝から妻に怒られた」(31歳男性/自動車関連/営業職)
・「妹がなんか調子悪そうだなぁと思い、『調子悪いの? 』と聞いたら突然怒った。母に聞いたら生理中だった」(30歳男性/人材派遣・人材紹介/その他)
■えっ、急に?
・「ささいなことで怒られた」(48歳男性/情報・IT/技術職)
・「いつも怒らないことで怒られた」(29歳男性/食品・飲料/営業職)
・「何もしてないのに怒られた」(37歳男性/情報・IT/クリエイティブ職)
・「咳(せき)をしたら突然怒られた」(36歳男性/情報・IT/技術職)
・「普通に座っていたら、いきなり怒られた」(29歳男性/情報・IT/技術職)
■総評
「職場やプライベートで生理中と思われる女性を怒らせてしまったことはあるか」と質問したところ、9割以上が「ない」と回答。ほとんどの男性には怒らせた経験がないことが判明した。
続いて、怒らせた経験のある男性(8.7%)にエピソードを聞くと、仕事中に怒らせている人が多いことがわかった。「仕事をお願いしたら逆ギレされた」「仕事が立てこむといら立つ」など、男性側に非がないような回答も目立ち、職場で頭を抱える男性の姿が想像できる。
ただ同僚女性であれば、ある程度の距離感は保たれるもの。一方、怒らせた対象が妻や彼女など身近な存在であればあるほど、あたりも厳しくなる。「家事をしなかった」「お米を炊くのを忘れた」などの回答からわかるとおり、生活を共にしているぶん、日常に怒らせるリスクが潜んでいるようだ。また、「ここではかけない」(43歳男性/機械・精密機器/技術職)といった、激しく怒られていることがうかがえる回答も寄せられた。
全体を通して、「普通に座っていたら」「何もしていないのに」など、男性の戸惑いが感じられる回答が並んだ。ときには心配して声をかけたつもりが怒られることもあり、男性にとっては理解しがたい状況だろう。ただ、生理中の女性は敏感になりがちだ。男性は、たとえ「調子悪いの? 」の一言であっても怒らせる可能性があることを覚悟しておいたほうがよいかもしれない。
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調査時期: 2015年8月25日~8月29日
調査対象: マイナビニュース会員
調査数: 男性300名
調査方法: インターネットログイン式アンケート