女優・樹木希林と俳優・本木雅弘が『第40回 記念報知映画賞』で、それぞれ主演女優賞と助演男優賞を受賞した。樹木は映画『あん』の演技が評価され、第33回(2008年)助演女優賞以来7年ぶり。本木は映画『日本のいちばん長い日』『天空の蜂』での演技に対して第17回(1992年)主演男優賞以来、23年ぶりの受賞となった。
主演男優賞は『起終点駅 ターミナル』『愛を積むひと』に主演した佐藤浩市が初受賞し、父・三國連太郎さん(第4回助演女優賞、第14回主演男優賞)と親子での受賞となった。そのほか、助演女優賞は4作品の演技で吉田羊が初受賞。新人賞に広瀬すずと藤野涼子。監督賞は堤幸彦氏が初受賞した。
表彰式は来月16日にザ・プリンス パークタワー東京で行われる。
■第40回記念報知映画賞
作品賞・邦画部門:『ソロモンの偽証 前篇・事件/後篇・裁判』
主演男優賞:佐藤浩市『起終点駅 ターミナル』『愛を積むひと』
監督賞:堤幸彦『天空の蜂』『イニシエーション・ラブ』
特別賞:本広克行『幕が上がる』