マクドナルド、日本人デザイナーが内装をデザインした新店舗3店を開店 | ニコニコニュース

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日本マクドナルドは、同社としては初めて起用した日本人デザイナーによる店舗内壁面のグラフィック・デザインを導入した3店舗を11月27日から順次開店する。

今回の店舗改装では、マクドナルド 田端駅前店の店舗グラフィック・デザインをgroovisions(グルーヴィジョンズ)が、中野南口店及び中央林間駅店をTYMOTE(ティモテ)が、それぞれ担当した。日本におけるマクドナルドのイメージを理解しているという日本人デザイナーが手掛けた店舗グラフィック・デザインは、マクドナルドらしいユニークさ、親しみやすさや遊び心を感じさせる日本文化を織り交ぜたものになっているという。

groovisionsのデザイン・テーマは「マクドナルドアイデンティティ」であり、ハンバーガーやポテトなどを大胆にデザイン化したビジュアルや、日常の風景にマクドナルドが共生している様子を、夢のあるデフォルメで描いているとのこと。

TYMOTEは、和の特徴である「文様」とマクドナルドにまつわるアイコンを組み合わせ、落ち着きのある色合いと共にユニークなパターンを描いているとしている。

今回のデザインに関して、groovisionsは「『今までもこれからも変わらない、ポジティブで普遍的な“マクドナルドらしさ”』をテーマとしてご依頼いただき、そちらをストレートに表現するために、マクドナルドのアイコンであるハンバーガーやポテトを強いインパクトで表現しました。店舗を訪れた方が楽しい気持ちになって、リフレッシュしてもらい、ポジティブな印象をもってマクドナルドらしさを感じていただければと思います」と語る。

TYMOTEは、「デザインのテーマは、マクドナルドのアイデンティティを用いたモダンな和文様です。柄を部分的に切り出して使用したり、細かく並べてタイルのような使い方をしたりと、様々なレイアウトを考案しました。マクドナルドはハッピーになれる場所として、新しいデザインの世界観のもと、マクドナルドで過ごす時間を楽しんでもらえたら嬉しいです」とコメントしている。

なお、各店舗の開店日は、田端駅前店が11月27日、中野南口店が11月30日、中央林間駅店(再出店による新店オープン)が12月4日。

日本人デザイナーによるグラフィックを導入する店舗は、2015年はこの3店舗だが、2016年3月には久喜インター店への導入を予定している。その後も、利用客のニーズや近隣店舗の状況を考慮しながら、日本人デザイナーのグラフィックが適する店舗に導入していくという。これまでとは異なる新しいビジュアルを備えた店舗空間を創出することで、利用客にマクドナルドをより身近に感じてもらい、店舗体験を一層楽しんでもらいたいとのことだ。

同社は、利用客と心で繋がる「モダンバーガーレストラン」を新たなビジョンとして、「快適な店舗環境」の改革に取り組んでいるという。2018年までに全店舗中90%の店舗の改装を掲げており、今後も日本の利用客のニーズに合った店舗を展開し、より快適な店舗体験を提供していくとしている。

(山本善之介)