2020年東京五輪・パラリンピックのメーンスタジアムとなる新国立競技場の整備費をめぐり、東京都の負担額を旧計画時の500億円から約2割減の400億円前後とする方向で政府と都が最終調整していることが分かった。総工費の上限1550億円に関連経費を加えた約1600億円のうち、半額の800億円程度を国が出し、残りを都とスポーツ振興くじ(サッカーくじ)で等分する。関係者が28日、明らかにした。

 新国立競技場計画では、財源負担が大きな課題となっている。政府は都の費用負担に根拠を持たせるため、法整備を図る方針だ。

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